愛知県岡崎市の不妊治療・体外受精専門のARTクリニックみらい

〒444-2134
愛知県岡崎市大樹寺2-2-2

0564249293
24時間365日対応

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年末年始の診療について

年末年始の診療についてのご案内です。

12月26日(月) 通常通り
12月27日(火) 午後休診
12月28日(水)~1月3日(火) 休診

年末年始の体外受精治療について
年末年始の休診に伴い、体外受精開始は12月10日まで、
採卵は12月20日を最終とさせて頂きます。

尚、スケジュールの調整を希望される方は、外来診察時に医師にご相談ください。

↓アメブロでもブログを掲載しております
http://ameblo.jp/art-cl-mirai/entry-12218697361.html

採卵、移植後のドリンク

おはようございます。
看護師の石橋です。

今日はクリニックで行っていること紹介させて頂きます。

みらいでは、採卵と移植後にドリンクサービスを行っています!ドリンクサービスはエンジェルの頃から行っていた事ですが、実は少し違うんです。

みらいでは紙パックやペットボトルのドリンクではありません❗️

ハーブやフルーツなどオーガニックにこだわり、そして女性の身体に嬉しいドリンクを提供しています。

第1段は「さんざし」のドリンクでしたビックリマーク私も大好きなんですが、患者様からもとても好評でした。そして現在は「エルダーフラワー」のドリンクです。香りを楽しむドリンクで癒しの効果があります!

そして次は「ザクロ」の予定ですよ。何時から登場するかは未定ですが、楽しみにしていて下さい。

苦痛と不安でいっぱいの処置の後、少しでもこのドリンクで気持ちが和らぐことを願って、私たち看護師が準備致しますので、これから採卵や移植を予定されている方は楽しみにしていて下さいね。

↓アメブロでもブログを記載しております。
http://ameblo.jp/art-cl-mirai/entry-12198438537.html

一般治療、積極的な排卵誘発で確率アップ

<症例>
一般治療、積極的な排卵誘発で確率アップ、虎穴に入って虎児を得た症例

37歳 ご結婚
38歳 ご夫婦で1年半頑張ってようやく妊娠したものの初期流産
39歳 当院を受診 

年齢以外の明らかな不妊因子はなし。
体外受精を推奨する背景であったが、一般治療での妊娠をご希望。
タイミング療法から開始し、人工授精へ。
徐々に排卵誘発を強化し、3周期目より内服剤と連日の注射(自己注射)を併用。
4回目の挑戦周期では4個の卵胞が成熟。
多胎妊娠、卵巣過剰刺激症候群のリスクを説明しつつ、背景から挑戦とした。
そして見事単胎妊娠!するも、残念ながら今回も流産に。
40歳 人工授精6回目、再び5個の卵胞が成熟して再挑戦。
なんと赤ちゃんの袋が2つみえて双胎妊娠!
しかし一つは途中で成長が止まり、最終的には単胎妊娠となって分娩施設へ紹介。

<症例からのメッセージ>
実は、、、「卵胞が4つ以上育ったら多胎妊娠、卵巣過剰刺激症候群のリスクがあるため避妊・治療中止を」という治療ガイドラインがあります。基準を守らずに、なんて病院だ!と思われるかもしれません。専門治療施設でも、一般治療においては卵巣刺激をほとんどしない、しても軽くとどめる施設が多いのが実情です。リスクの高いことは避け、体外受精に挑戦すればよいからです。全くその通りですが、当院ではなぜ、基準を越えても敢えて挑戦することがあるのでしょうか。

今回のケース、確かにリスクはありますが、絶好のチャンスと捉えることもできます。妊娠実績があり、数打てばそのうち、と期待するところですが、30代後半で流産歴があり経過も長い。相当な数を打たないと当たらない、虎穴に入らずんば虎児を得ず、の状況なのです。高いリターンを得ようと思えば、伴ってリスクが高まることは世の常です。こちらも正直ドキドキですが、最終的には程よく収まるケースばかりです。

ご夫婦のゴール(目標)は何でしょうか。重要視するのは方法でしょうか、結果でしょうか。最良は、言うまでもなく、ローリスクでリターンを得る、 安全徐行で目的地に到達することです。しかし、心に留めておくべきは、妊娠出産には「時間制限」があることです。徐行運転を続けていると、時間内に目的地に到着できない「リスク」があります。危険が少ないと状況判断すれば、時にはアクセルをふかして超過運転。時間内に到着すべく時に私が選ぶ手段です。もちろん事故なくたどり着くことが大前提。所構わずアクセルを吹かすことは致しません。安心してください♪♪安全には気を付けていますよ♪♪毎年何千周期の治療経験を重ねる中で、どこまでが大丈夫か、感覚を日々養い続けています。そして個々の背景、経過に応じてさじ加減をします。もちろん冒険をしたくない方にはこのような治療法はお勧めいたしません。(かつ結果を求める方には体外受精の選択をお勧めします。)

今回は、体外受精は希望しない、一般治療でなんとか、というご要望につき、経過からこのような冒険も可としました。もしこの方が「兄弟が必ずほしい」という目標があったとしたらどうでしょうか。チャレンジを再開する数年後には、これまでよりさらに確率が低下、体外受精でも苦戦が予想されます。時間を止める武器「胚凍結」のある体外受精の挑戦が賢明であったかもしれません。

ご夫婦のゴールは何でしょうか。ご夫婦のお考え、人生設計により、お勧めの方法は変わります。目的地へ向かって、時間など気にせずにゆっくり歩いていきたいのか、自転車で出かけたいのか、車を運転して行きたいのか。車であれば、一般道を選ぶのか、料金がかかっても高速道路を使って早い到着をめざすのか。途中で考えが変わることもあるでしょう。ご夫婦で対話し、また我々とも対話し、目的地に向かって歩んで(走って?)いければと思います。

卵管開通手術(FT)後の妊娠

<症例>
体外受精では妊娠継続に至らなかったが、卵管開通手術(FT)後、人工授精にて妊娠継続に至った39歳

<経過>
36歳ご結婚。結婚後半年、自宅交渉にて自然妊娠したものの残念ながら初期流産。その後1年半、自宅で努力するも妊娠に至らず。
結婚して2年が経過、38歳で当院を受診する。子宮卵管造影にて右卵管が造影されず。その他男性因子など明らかな異常は認めず。まず人工授精から治療を開始。左右複数排卵をめざして排卵誘発を行い4周期挑戦したものの妊娠に至らず。
38歳という年齢からもステップアップを考慮、受診後半年で体外受精に挑戦となる。卵巣刺激ののち4個採卵(うち成熟卵3個)、体外培養して胚盤胞となった1個を凍結保存。翌月融解胚移植し妊娠が成立したものの残念ながら再び初期流産となる。
諸事情ですぐの体外受精再挑戦は難しく、しばらく人工授精などで妊娠を目指すことに。片側卵管閉塞があったため、その前にFT(卵管鏡下卵管形成術)を行うこととする。日帰り手術にて、右卵管の閉塞を開通、左もクモの巣状癒着を剥離し内腔を拡げることに成功!その周期、右からの排卵を確認しつつ5回目の人工授精に挑戦し、見事に妊娠!!その後の経過も順調で当院産科へ紹介、まもなくご出産の予定です。

<症例からのメッセージ>
妊娠できるかどうか、それは確率の問題、巡りあわせです。時に巡ってくる運命の卵子(染色体異常のない生命力のある卵子)を、いかに妊娠に結びつけるか。
この方は、過去自然妊娠した実績があるように、自然に妊娠できても不思議のない方でした。しかし、自宅での2年間、当院での人工授精、また体外受精でも、残念ながら妊娠継続には至りませんでした。年齢の上昇、また卵管障害により、妊娠の確率が下がっていたと思われます。
妊娠継続し出産にまで至る運命の卵子は、数ある排卵卵子のうちの一部です。その割合は個々によって異なり、その割合が、体外受精での妊娠しやすさ、と言ってよいでしょう。全ての方に同じように言えることですが、年齢の上昇と共にその割合は低下します。35歳を超えると低下速度が加速し、40歳を超えると運命の卵子はごくごく一部となってしまいます。これに男性因子、卵管因子が加わると、力のある卵子が高率に作られていたとしても妊娠の確率が低下します。これらすべての因子を総合したものが、一般治療を含めたいわゆる妊娠しやすさ、となります。
今年に入って新たにFT(卵管鏡下卵管形成手術)を導入、より自然な妊娠を願って症例を重ねてきましたが、この治療の威力、また卵管の重要性を実感しています。卵管造影、通水の後に妊娠率が上昇することは皆さんもよく知る事実ですが、卵管内を超極細カメラで覗くことで、卵管のダメージ、クモの巣状の癒着などがいかに多く存在するか(造影で通過を確認できた卵管であっても)、改めて知ることができました。
今回、卵管手術の周期に即妊娠し継続できたことはたまたまの偶然ですが、卵管を拡げたことがこの方の妊娠確率を大きく高めたのでしょう。それにしても見事なチャンスゲットで印象に残りました。

FT手術の詳細、費用は以前の通信をご覧ください。体外受精は不妊治療の最終手段でありその威力は絶大ですが、最後は卵子の力次第、限界もあります。FTは、やはり一般治療での妊娠も期待したい方、原因不明の若い方、クラミジア感染既往や内膜症のある方、卵管の通過があやしかった方々には、妊娠確率を高める期待の治療と考えます。

(来年から高額医療制度が変更となり、収入により個人の負担金がさらに減る方、また増える方もいます。別途ご案内いたします。)

卵管水腫の影響

<症例>
体外受精反復不成功、ようやく妊娠するも子宮外妊娠。しかし災い転じて、、、

<経過>
26歳;第1子を自然妊娠、4000gの巨大児を帝王切開にて出産
28歳;第2子を希望し、他院にて不妊治療を開始。タイミング療法1年、人工授精を1年行うも妊娠に至らず。強い痛みがあったが、卵管造影検査に異常はなかった、とのこと。
31歳;当院を受診され、体外受精に挑戦。まず採卵8個、胚盤胞を4個凍結保存する。3回にわけて移植したが初期化学流産までで妊娠継続には至らず。
再挑戦で卵子12個を採取、胚盤胞を5個凍結保存。移植を繰り返し、最後の2個移植で妊娠反応陽性となるも胎嚢が見えず、子宮外妊娠と診断。開腹手術で、子宮外妊娠となった卵管、癒着し水腫形成していた対側の卵管を共に切除した。
32歳;再再挑戦で12個採卵し胚盤胞4個を凍結保存。融解胚移植後、単胎妊娠成立、帝王切開にて出産。
34歳、凍結保存胚を融解して移植。妊娠成立し第3子も帝王切開にて出産。

<症例からのメッセージ>
体外受精がなかなか成功せず、着床はしたものの子宮外妊娠、しかも開腹手術、という不運。しかしその手術を境に、今までの苦労が一転、その後2人のお子様を授かることができました。

卵管の存在が、着床障害の原因となることがあります。卵管水腫(卵管の先端が閉鎖して腫れ、水が溜まる)があると、力のある胚も育つことができません。この水腫の存在は、X線透視下での卵管造影が必要で、かつ経験を積んだ医師でも判断の難しい時があり、着床障害の盲点となっています。

今回、前医での卵管検査は異常なし、との情報から、当院での卵管再検査を省いており、うまくいかない経過に何故、、、と首をひねっていました。子宮外妊娠は残念でしたが、これで原因が判った、次はうまくいく、と予感できました。その後の経過は前述の通りです。

代表的な1例を挙げましたが、このようなケースは決して珍しくありません。体外受精を行う方であっても、卵管の検査は重要です。卵管検査は時にとても痛く、もう二度としたくない、、、とおっしゃる方もいますが、卵管が傷んでいる可能性の高いそのような方こそ、是非もう一度、とお勧めしています。私がこんな『S』であるのには、今回挙げた苦い経験もあるのです。                          Dr.『M』

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